まず「ひこね市文化プラザ」が、最初てっきり彦根の駅前にあるんかと思てたんですが、これが大きな間違い。南彦根駅からでも歩いて30分近くかかるという交通不便な地にありました。しかも南彦根って、新快速止まらへんし…。
高槻まで阪急で行き、高槻から野洲止まりの新快速に乗って(→今の新快速は全部米原まで行くかと思えばそうでもないんですね)、野洲で各駅停車に乗り換えてようやく南彦根に到着。すっかり日も暮れていました。
プラザまでの途中に、滋賀県が本拠地のうまいラーメン店チェーン「来来亭」があったのでそこで早めの夕飯を食べました。うん、評判通りなかなかコクがあって満腹です。
彦根は滋賀県にあります。
滋賀県と言えば、そう、トウコさんの出身地。
そんなわけで、会場入ったところにパネルと立札が。
さらにふと見上げれば、
「湖国の星 安蘭けいさん 夢をありがとう 湖南市産業振興課 安蘭けいを支援する会」
という横断幕もデカデカと掲げてあります。
芝居「外伝 ベルサイユのばら ―ベルナール編―」
これがですねえ、外伝の中で、いや、これまで観たベルばらの中で、最高の出来でした。
場面のたび幕が下りて眠たくなったこともあれば、06年雪組オスカル編では衝撃キャラ「ペガ子」登場で幕間中ゲラゲラ大爆笑したこともあった、植爺のベルばら。今回も説明台詞や貴婦人のしょうもないコメディがありましたが、でもそれも帳消しにできそうなくらいうまくできていました。
ヒーローとヒロインが恋をして夫婦になって、革命を起こして立ち向かう、これが軸になっているから分かりやすい。
今までのジェローデル編やアラン編は、ヘンにカップルを組ませたり、ヒロインを幽霊にさせたりして(→アランの妹ディアンヌ)、不可解なストーリーを展開させていたんですけど、今回はベルナールとロザリーという明らかなカップルが、フランス革命というひとつの潮流に向かって前へ進んでいくという明確な目標というか展開があるため、たとえベルばらを知らずとも理解できたのではないでしょうか。
トヨコオスカル(→けっこうオスカル回数多いな)も今まで観たようななよなよ女々しい原作離れしたオスカルではなく、男っぽいセリフと立ち居振る舞いでりりしいオスカルを見せてくれました。また、次回本公演で退団となったしいさんのアンドレ&アランもヘンな点がなく、うまく演じていたと思います。
おなじみバスティーユの戦闘シーンも、ベルナールが先頭に立っていて絵になっていたし、終わりにロザリーが、命を落としたオスカルの剣を持ってきて泣き崩れていて(一方で市民が陥落を喜んでいて)、非常にすがすがしかったです。
おまけに最後、ベルナールとロザリーが「これからがんばろう!」という場面で、紗幕の後方でオスカル&アンドレ、フェルゼン&アントワネットの姿が浮かび上がって、感動的なエンディングでしたね。まさか植爺のベルばらでこんなええ舞台を観られるなんて…。
ところで、やっぱり地方公演の性というか、これぞ全ツの醍醐味と言いますか、セットを移動したり取り壊したりする「効果音」を、マイクがご丁寧に拾っていました(^^;)。
「おいアンドレ、トントントントン、おまえ、黒い騎士に、ガーガー、右目をやられたそうだな、ギィ〜〜」
これはこれでおもろかったですけどね。
ショー「ネオ・ダンディズム!III」
すんません、トウコさんのアドリブしか覚えていません(^^;)。
最初のプロローグでの掛け声が、
「フナズシ!」
「シガ!」
あと途中途中何回かアドリブ掛け声あったけど覚えておらず。
中詰、あすかと黒燕尾で出てくるシーン。ここで前奏があり、センターであすかと寄り添ったその時、
「ヒコニャン!」
私が観た公演は1日だけの夜公演、つまり楽ですから、なんでもありやったんでしょうな(^^;)。
しいさんが「ダンディズムとは何でしょう」と語りかける場面は、そうや2年前の本公演でもあったなあと思い起こさせてくれましたね。あと、♪ダンディ〜って主題歌も。
ハレルヤソングを合唱する「明日へのエナジー」も何回か観たような(どこかで観たような)感じでした。ほか、闘牛みたいなシーンもよかったです。フィナーレではトウコが客席から登場し沸かせていましたね。
すんません、ショーの感想適当です(^^;)。
ちなみに私の座席の両サイドにはトウコファンクラブの方がお座りでした。だからトウコさんが出るたびものすごい拍手でしたねー。
パンパンパンパンパン!!って、なんかハンバーグこねられそうなくらいな勢いで。
幕間には「トウコさんへ」って手紙を書いてはるし、すごいなFCの人の力の入れようって、と実感してしまいました。
終演後の舞台あいさつでは、当然ながら万里副組長が「滋賀県出身、安蘭けいの凱旋公演であります」と紹介。
そしてなんと湖南市の市長さんがご観劇だと発表がありみんなビックリ。市長さんが舞台に上がり花束贈呈なさいました。
その後のトウコのあいさつは「ぜひみなさん追っかけてください」と、以前花組全ツでマトブが言ったのと同じようなことをおっしゃっていました。
カーテンコールもけっこうありましたね。2,3回あったはず。
最後なんか明るくなって「さよなら皆様」まで流れだしたのにみんな拍手しまくりで、「楽だから出てくれるよ」という声まで上がりました。その言葉を信じ私もパンパンパンと立ちながら拍手を続けます。そしたらその通りトウコが袖からご登場。周りからはいっせいに「キャー!」「トウコさーん!」と掛け声が。
「もう羽根脱ごうかと思っていたのに…」
と言いながらも、
「本当にありがたいことです」
と感動なさっているご様子でしたね。
ホントの最後は
「滋賀県、サイコー!」
と呼びかけて、公演終了。結局終演時間を20分近くオーバーしていました。予定の電車乗れるかちょっと心配でしたけど、なんとか乗れました。でもこの舞台あいさつのひと時はこの時にしかない貴重な時ですから、予定の電車遅らせてもよいくらいに思っていました。こんな貴重な時間が味わえるのは宝塚ならではですよね。
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